ご支援くださる方へ

Pray for Hosanna Home

 「新しいチャレンジ」

  ホサナホーム事務局長
 
 玉井千尋

 


 
「自分は最期をどこで迎える?」と考えた事はあるだろうか?残念ながら現行のホサナホームの体制では最期までメンバーさんを看取る事が出来ない。法律上今のホームは『通過型』グループホームと位置付けられ給付金が出ている。制度上では入居期限が「概ね3年」とされているからだ。
 
社会に居場所が無く、アパートさえ借りることが出来なかった方々が数名ホームにいた。年齢も70代~80代までの方々だ。先日更新手続きのため地域の保健師が来て面接を行った際「あなたは、年齢的に通過型のグループホームでは、なく介護保険を使った施設に行くべきですね。」とその方の生立ちなどを全く知らずに言った所、言われたメンバーさんは「どうして俺たちの居場所を国はどんどん奪って行くんだ?俺はここで。ホサナホームで死にたいんだ!」と普段は大人しく気さくな方なのだが珍しく声を荒げて言った。本音なのだろう。安心して最期を迎えられる場所。安心して看取ってもらえると思ってくれているのだろう。策が無いわけではない。実は『通過型』の施設は期限があるが、『滞在型』という施設もある。しかしながら法律も色々変わり、現在は65歳までとされている。『通過型』はメンバーさんが退去した後3カ月までは空室補償で助成金が下りるが『滞在型』は保証も無ければ『更新料』の補償も無い。また助成金も『通過型』と比べると約三分の一と言われている。事務所や交流室の家賃も出ないのだ。建物の基準も厳しく施設基準になるため『バリアフリー構造』や『消防設備』等揃えなければならない物が多く例え物件を見つけたとしても大家さんがそこまで協力してくれるというケースはほとんど無い。ただ、今のホサナホームのスタッフは、それらが諦める理由にはならない。不動産屋を回り始めている。資金調達は、今後も皆さまからの寄付金に頼るしかないのだが、営業活動を始めたいとも考えている。ホームが寄付してくださった皆様に還元出来るものは本当に少ないのだが、是非日々行き場のない方々の事を想い、協力していただけると幸いだ。自前で建物を構える事を考えると少なくとも最低後2億円程必要になる気の遠くなる数字ではあるが。
 
しかし!感謝な事に昨年、2021年の12月に奇跡的にホサナホームの隣の土地が売りに出され、多くの方々の支援と祈りによって、なんと土地を購入する事が出来たのだ!残念ながら、建物は昭和37年に建てられた家で住むのが難しく、一度壊してから3階建ての建物を建てる為に今計画を練っている。予想金額は役6,000万円だ。引き続き応援と支援をお願いしたいと思っている。
 
想いはただ一つ。誰にでも最期の時が来る。その場所が病院なのか?自分の家なのか?自分の部屋なのか?それは分からない事だが、一人きりで不安になって苦しむのでは無く、最期をどこで過ごせるのか?これを一緒に考える為にも「永住型」が必要だと考えている。「最後まで見捨てないよ!」と感じてもらいたいのだ。それを提供出来る事は私たちの役割の一つだと考えている。ホサナホームは、もちろん障がい者のための施設ではあるが、それと同時に皆さまが建てあげてくれた施設だという想いも強い。ホサナホームの基金口の口座に直接振込んでいただいた方が領収証なども早く送る事が出来ますので下記の方によろしくお願いします。 
下記の寄付金口座は2つございます。一つ目は「永住型建設」のための口座で、
二つ目は従来通り、一般寄付金口になっております。


 特定非営利活動法人

ホサナ 精神障害者グループホーム 

永住型ホサナホーム理事長 尾山清仁

三菱東京UFJ銀行 池袋支店 店番359 

口座番号 4955685

口座を作る時に理事長の名前も入れなくってはならず入っていますが、

この口座は直接ホサナホームに入金される物で法人もしくは、

理事長個人に行く事はありません。  


こちらは、夕食ケアやその他、日常的にホームで必要となる経費の一般寄付金口です。

特定非営利活動法人
ホサナ 精神障害者グループホーム 

ホサナホーム理事長 尾山清仁

三菱東京UFJ銀行 池袋支店 店番359 

口座番号 4955677

 

口座を作る時に理事長の名前も入れなくってはならず入っていますが、
この口座は直接ホサナホームに入金される物で法人もしくは、
理事長個人に行く事はありません。